■ 仕事をスムーズにするためにもコミュニケーションを
コミュニケーション・スキルは、ビジネスシーンでも求められます。取引先との商談はもちろん、社内でも業務を円滑に進めるためにはコミュニケーションが必要です。社内コミュニケーションが不足してしまうと、業務を進める上で重要な「報告」「連絡」「相談」が十分に行われなくなってしまいます。
業務上の話し合いに普段のコミュニケーションは関係ないと考える方もいらっしゃいますが、普段から社員同士でコミュニケーションが取れていないと、相手に話しかけにくい空間が生まれてしまいます。相手のことが分からないので、気軽に相談や情報の共有をすることが難しくなるのです。特に相手が上司の場合は、なおのこと話しかけにくい雰囲気ができてしまいがちになります。
社員同士のコミュニケーションが活発になると、疑問や質問もしやすくなり、業務もスムーズに進めることができます。プロジェクトチームを作って業務にあたる際には、メンバー同士のコミュニケーションを積極的に取るように意識しましょう。コミュニケーションを取るのが苦手、という人はスキルが身についていないだけです。コツが分かれば誰でも上手にコミュニケーションを取ることができます。
■ 上手にコミュニケーションを取るためには
- 具体的
ビジネスにおいて社員は同じ目標に向かって走る仲間です。そのため、業務に対する共通認識を持っていなければなりません。共通認識を持つためには、内容に具体性を持たせる必要があります。具体例や目的などを明確にして話をすると正確に伝えることができます。 - 相手の話を聴く
コミュニケーションはただ話すだけではありません。きちんと相手の言葉にも耳を傾けなければなりません。会話はキャッチボールだと言われます。相手の話を受け止めると、向こうも話を聴いてくれます。「話を聴く」ことで、コーチングやカウンセリングにおいても基本とされています。 - ラポール(信頼関係)を築く
話しやすい雰囲気を作ることが重要です。笑顔はその場の雰囲気を柔らかくしてくれます。アイコンタクトをしてうなずきながら聴くと、和やかな雰囲気で話をすることができます。
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